「あ、お帰りヒスイ…なんか良いことあったの?ニヤニヤしてキモイよ?」
自分用に用意された部屋
そこには、なぜかダイヤがいた
「いきなり、キモイって酷くない?っーか、聞いて!俺、ラピスとちゅーした!両想いだぁ!!」
「…へぇ」
うわっ…反応薄っ!
てか、あからさまに"どーでもいい"って顔しなくても…
「喜んでるところ悪いんだけどさ…そろそろ、本格的に封印しに行こうと思うんだ」
魔王は、ココより遠い所に封印されている
本格的ってことは、ココを離れることになる
だから、ラピスに会えなくなる
「すぐに…出る感じ?」
「早く村に帰りたいなら、明日にでも」
「う…わかった」
長旅に出ることをラピスに言いたいけど、直接言ってる時間は無さそうだな
手紙書こう…


