春田は徹也によってベッドにそっと降ろされ、掛け布団を顎の下まで掛けてもらった。
そして、「じゃ」と言って立ち去ろうとする徹也の腕をギュッと掴んだ。
「一緒に寝てくれないの?」
「先生は俺が恐くないんですか?」
内心は、再び泣き出しそうな春田にドキドキする徹也だが、それを表に出さず、逆に冷めた表情で徹也はそう言った。
「恐い? どうして?」
「俺が東高を退学になった事や、その理由を先生は知ってるんでしょ?」
「聞いてるわよ?」
「だったら、俺がとんでもない不良だって事は知ってるわけだ。そんな俺に隙を見せるなんて、先生はどうかしてますよ。
それとも先生は、俺みたいなワルと遊ぶのが好きなんですか?」
「ち、違うわよ…」
春田の目は、たちまち涙で潤みだすのだった。
そして、「じゃ」と言って立ち去ろうとする徹也の腕をギュッと掴んだ。
「一緒に寝てくれないの?」
「先生は俺が恐くないんですか?」
内心は、再び泣き出しそうな春田にドキドキする徹也だが、それを表に出さず、逆に冷めた表情で徹也はそう言った。
「恐い? どうして?」
「俺が東高を退学になった事や、その理由を先生は知ってるんでしょ?」
「聞いてるわよ?」
「だったら、俺がとんでもない不良だって事は知ってるわけだ。そんな俺に隙を見せるなんて、先生はどうかしてますよ。
それとも先生は、俺みたいなワルと遊ぶのが好きなんですか?」
「ち、違うわよ…」
春田の目は、たちまち涙で潤みだすのだった。



