いけない保健教師〜気になる不良転校生〜

徹也は、ベッドのシーツと枕カバーを新しい物に掛け替えていた。


ベッドはダブルサイズなので大人二人が寝るのは可能だが、春田をそこに寝かせ、自分はリビングのソファーで寝るつもりだ。



「先生、ちょっといいですか?」


「あ、はい」


リビングに戻った徹也に呼ばれ、春田は徹也に着いて行った。


「こっちがバスルームですけど、傷に染みるから今夜は止めた方がいいですよね?」


「そうね…」


「えっと…、あ、あった。これは買い置きした物なので、これを使ってください」


徹也は洗面所の棚から新しい歯ブラシを出して脇に置いた。


「うん、ありがとう」