いけない保健教師〜気になる不良転校生〜

「由美ちゃん、それはしなくていいよ」


「おじ様…?」


「おそらく一度下した処分の撤回は難しいだろうし、理由はどうあれ教師に怪我をさせたのは事実だ。

それよりも何よりも、私は徹也の意志を尊重してやりたい。信じてやれなかった私が言うのはおこがましいけどね。

それと、徹也の未来はダメになんかなってないよ。あいつはそんな弱い男じゃない。これを乗り切って、立派に成長してくれると信じてる。ですよね、先生?」


「あ、はい。私もそう思います」


「今度こそちゃんと、息子を信じますよ。由美ちゃん、話してくれてありがとう。君も辛いと思うけど、くじけちゃダメだよ?」


「はい…」