「うわぁっ」 間一髪それを支えたはいいけれど、中にしまってあったほうきやちりとりが俺の頭に直撃した。 「いたた…。ね、悪いこと言わないからやめときなよ」 女の子の顔が泣きそうに歪む。 これで終わったかと思って背を向けると、 「でもっ、それでも好きなの!!」 「え!?」 いきなり背後から抱きつかれて身動きがとれなくなる。 どうすればいいんだろうか、と困っている時。 「久楽…」 「…え」 そこには、困惑した表情を浮かべるコトの姿。