もっとシャキッとして、俺の方がコトを守りたいのに。 どうしていつも俺の方が守られてるのかな。 先生にパンフレットを渡して帰ろうとすると、下駄箱の扉の所に手紙が貼りつけてあった。 「ん?」 ――放課後、第一準備室まで来てください。待ってます。 差出人の名前は無し。 何だろう、これ…。 「コト。俺、ちょっと行ってくるね?先に帰ってもいいよ」 「どうしたの?」 コトは手紙を見ていないらしく、不思議そうな顔をしていた。 「俺もよくわかんないや」 果たし状だったら嫌だなぁ。 痛いのは嫌いだし。