シュークリーム

「村上君のことなの……」


言い終えた時には顔中に熱が集中していて、どうしようもないくらいに熱くなっていた。


「え……?」


驚きの声を漏らした村上君の顔を、直視出来ない。


長谷川君と仕事のこと以外で話す時は、いつも村上君のことが多かった。


私の気持ちに気付いていた長谷川君は、よく村上君の話をしてくれて……。


だから……。


長谷川君と話している時は、いつも幸せな気持ちになって自然と笑顔が零れていたんだ。


そして、そのことはちゃんと自覚していた。