シュークリーム

沈黙が続く中、喉の渇きを感じながら口を開く。


「あの、村上君……」


ゆっくりと起き上がろうとすると、村上君がさりげなく体を支えてくれた。


こんな時なのに、彼のその行動に胸の奥が高鳴ってしまった私は、すごく不謹慎なのかもしれない。


「正直、まだ話はよくわかってないんだけど……。でもね、私は長谷川君とも課長ともなにもないわよ?」


私が確認するように話すと、村上君がさっきよりもさらに眉をグッと寄せて、見たこともないくらい厳しい顔付きになった。