シュークリーム

「『ひとりにしないで』とか『傍にいて欲しい』とか、なんで俺に言うんだよ?」


「へ?」


目を見開いた私は、村上君の言葉を理解出来ないままで……。


必死に頭を働かせて記憶を手繰り寄せると、思い出したのはさっきまで見ていた夢。


「え……? あれって、夢……だよね……?」


恐る恐る訊き返すと、村上君がため息を落とした。


「お前、俺が電話してる間にボトルのワインを一気飲みして、ぶっ倒れたんだよ……」


「じゃあ、まさかさっきのって……」