シュークリーム

誰もいない資料保管室に、さっきからため息ばかり落ちる。


誰かと約束でもあるのかな……?


言葉を濁したからには、仕事のせいで断られたわけじゃないことは明白だった。


村上君の予定を気にすれば気にする程、自分自身の首を絞めてしまうようなものなのに……。


つい彼に断わられた理由を考えてしまって、心が不安な気持ちに覆われていく。


仕事を口実にしようとしたから、罰が当たったのかもしれない。


マイナスな気持ちに飲み込まれて何度もため息を漏らしていると、不意にドアが開いた。