シュークリーム

「嘘だろ……」


村上君は大きなため息をつきながら、顔を隠すように片手で覆った。


「長谷川のことはまんまとお前に騙されて、課長のことはただの勘違いってことかよ……」


「村上君、あのね……」


「そうとも知らずに、長谷川と課長に嫉妬してたなんて……」


言い訳をしようとした私を遮った村上君の言葉に、思わず目を大きく見開いてしまう。


驚きを隠せないでいる私の前で、彼はまた大きなため息をついた。


「なんだよ、それ。俺、めちゃくちゃかっこ悪いじゃん……」