気づいたら私は美男子に見惚れていた。だた、なんとなく・・・。
その視線に気づいたのか、君は私に話かけてきた。

 『なーに見てんですかぁ~~??』

その声を聞いた瞬間、私は我にかえった。
そして、私は、なぜか口を開いていた。

 『あっ。あの・・・』

ただ、できるだけ長く君と居たかったのかもしれない。しかし、私はただただ、話す言葉を捜すのが精一杯だった。

戸惑っていた私に気をつかってくれたのか、君が、口を開いた。

 『何??』

でも、この言葉・・・。気をつかってるようには思えない・・・。
しかも「何??」って!!  もう少し優しい言葉かけてくれてもいいと思うんですけどwww??

そんな事を考えていたら、また君が口を開いた。



 『おーい。聞いてんの??。もしかして、無視??
  ひでーなw。おーい。まじで大丈夫かぁ??・・・。』

って、おいっっ!!何が大丈夫だって??てか、無視してないしww
誰が、いつ君を無視したんですかぁ~??


そして、私は引かれるのを分かっていながら君に話しかけた。


 『ねぇ・・・。あんたって、ここの学校の子だよね・・・?今授業中だよ??
  教室行かなくていいの??てか、あんた、名前は??何年何組??』

そして、君は少し引きながらも答えてくれたよね。

 『俺は、ここの学校で、今はサボり中。だから、教室には行かなくていーの。そんでも  って、俺の名前は、猪野航平。んで、3年2組でぇーす♪』

って・・・めっちゃ素直なんですけどぉ・・・
見知らぬ私に個人情報教えてくれましたけどぉ・・・???

  猪野航平   かぁ・・・


かっこいいなぁ・・・。
って、、、思ってる暇ないっ。その、航平という人が、まだ何か話しているのだ。

 『ところで、君は??』

私も教えなきゃダメかなぁ・・・??
と、思いつつも彼に私の事を教えた。


 『私は、ここの学校で、私もサボり。教室は行きたくない。それで、私の名前は、水戸  花恋。1年3組です・・・。』

と、言いつつ「なーんて呼べばいいんだろう??」なんて、考えてたら・・・君がつぶやいた。


 『へぇ・・・。2つ違いねぇ・・。』