*********


新品の独特な匂いがする制服を身につけた、あたしは、短い髪の毛を櫛でとかす。
少し暑そうだったので、ボタンを外し、スカートは、もちろんミニ。
薄くメイクをし、ザッと鏡でチェックする。
まぁいいか。時間がないので、家を出ることにした。


あたし、木崎 薺(きさき なずな)は、今日から高校生。
学校とか正直めんどくさいけど、周りに高校は行っとけと薦められ、ここ、聖蘭高校に入学することになった。








「式めんどくせ~なぁ……さぼろっかなぁ~」


……学校に着いて早々、なんか、周りの視線が痛い気がする。
見られてる?
不良っぽいからか?
まぁ、髪の毛は明るいし、制服は着崩してるし、とても優等生には見えないと自分でも思う。
……って、あたしの考えすぎ?




「おはよっ! ナズナ!
また3年間よろ~! 今日もやる気ないねぇ」


あたしが、やる気ねぇのは認めるけど、朝からテンション高すぎないか、トモカ。
コイツ、華宮 友香(かみや ともか)は、中学ん時からの腐れ縁。
よく、ナズナとトモカとカリナの3人でつるんでたっけ……。

トモカは、顔立ちがはっきりしていて少し外人みたいな感じだ。


「朝から騒がしいな……まったく。ってかトモカ、その髪、ぜって~服装検査にひっかかっかんな」

「ナズナに言われたくないしぃ~」

「あたしのはいいんだよ!
トモカよりは茶色くね~もん」