呆然と見てると、その人達の中から、一際美しい人がこっちにやって来た。 え!? ……まさか、ハヤト! テメぇ、この女も元カノじゃねぇだろうな!!? ハヤトを睨むように見ると、 「こんにちは、お姫様」 「へっ!?」 女の人を見るととても綺麗な方で、ニコッと微笑み、 「ごめんね、怖かったでしょ」 ふわっと優しく微笑んだ。