「ごめんけど・・・この子連れてく
から」
「・・え?きゃっ!?」
なぜか、
慧にお姫様抱っこされるあたし・・・。
なぜ!?
なぜこんなことに!?
「どーぞどーぞ、さらってやってください
な。先生には伝えときますね♪」
「ありがとう、よっしゃ行くぞ?」
舞さーん!?あなたなんてことおっしゃっ
たんですか!?
あたしは慧に運ばれるはめになった。
恥ずかしすぎる・・・あたし重たいのに
重たいのに・・・。
でも、
なんでか他の女の子に対しても・・・ま
ぁ舞のことだけど
いつもより冷たかった気がする・・・。
「ほら、着いたぞ。バカだろお前、
病み上がりなんだからやめとけっつの」
慧は、
あたしを保健室で下してくれた。
そして心配までしてくれた、
だけどあたしは素直にはなれなかった。
「けっ、慧には関係ないでしょっ!」



