無理してでも・・・
そんな顔は見たくないから・・・。
今はだけど・・・
慧しか考えられない。
そんなあたしは自己中すぎたね、
みんなの気持ちも考えないで。
それに・・・あたしは慧にあの手帳を読ま
れてしまってるなんて全然知らなかった。
「二時間目体育で持久走だって・・・」
「えっ!?さむっ」
「担当が健康オタクだもん・・・。」
まだまだ真冬が残ってるのに、外で
まさかの持久走だった。
走っていると、病み上がりでかな?少し
朝もクラクラしたし
すぐに息が切れた。
「ごめ、舞・・・先行って?」
「藍李、調子悪いんでしょ?
絶対普通なら一位だし・・・病み上がりだも
んね。大丈夫?」
「うん、ゆっくり行くね」
舞には笑顔でそう言ったけど、
本当は限界だった。



