俺も気を遣わなくてすむんだ。

でもなんでかな、
なんとなくキミは俺じゃ幸せに出来ない
そんな諦めた気持ちしか俺にはない気が
してしまう。


「ボーリング得意なんだからっ」

「俺もだけど?」

「まじでー!?」


キミは俺を変えてくれたんだ、きっと
そんなことには気づいてないんだろ。

それが丁度いい。
恥ずかしいじゃんか、この年で変わった
んだ俺♪とか

笑顔で言っちゃったら。


友達でも・・・いい。
今はキミの優しさが俺には光で。


一人のものになるんだろうか?なんて
俺らしくない

弱気な思いもキミには秘密だ。



「やった、ガター・・・」

「苦手でしょ、水城くん?」

「はい・・・・・・」


いいじゃんか、小さい嘘くらい・・・///。


[side風牙終わり]