響の言葉に、
答えるものはいなかったが反対する
人も居なかった。

ただ、
みんな誰とも目を合わせないだけだ。




_________・・・ハァハァ。

あたしは息を切らして慧を追いかけた。

なんで
こんなにがんばってるんだろうあたし。

だけど
今はそんな疑問浮かんで来なかった。



「けーいっ!」


あたしは
慧を見つけるとすぐ名前を叫んでそし
て背中にぶつかっていった。



「ぐはっ!・・・え?藍李?」

「ん?」

「んでここにいんだ?」

「コンビニ向かったって聞いたから
あたしも行きたいなーって思って」