あたしはプレゼントを持って慧を
追いかけた。


言ってくれれば付き合ったのにな。



_________バタン。


藍李の居なくなった慧の家、
あることに

響は気づいた。


「あれ、風牙・・・ないてんの?」

「泣いてなんかねぇーから」



質問に風牙は
涙を懸命に止めて答えた。


「響こそ、悲しい顔してんぞ?
よかったのかよ・・・教えて。
2人っきりにして」


静まった部屋に、
「はーっ」


響の溜息が響きわたった。



「俺も後悔してるけど・・・
みんなは俺に怒ってるだろ。
余計なことしてってさ・・・・・・」