「まあ、絶対にあんたは選ばない
けどね?」

「はっ!?どっからどうみても
似合うのは俺だけじゃね?」

「知らんわっ!」


どんな理屈だっつの。

はっきり言って

変態ほど王子様になっちゃいけない人

居ないかんね?



―――がちゃっ。


「承諾出来たわけ?」

「おぉ!当ったり前だろ?
竜毅、俺の美貌があればなぁ・・」

「あんたの美貌なんてまったく
興味ないから!理事長さんのために
オッケーしたの」


残りの四人の王子様も

理事長室に来た。


なんで居なかったんだろ?

まあ、いいけど・・

この強気な変態どうにかしてよ・・。