お姫様のtrueprince☆


「うん」


いや、
いいのか!?

自分で返事しといて不安になるとか
本当にあたしは馬鹿だ。


だけどだけど・・・
気のせいかもしれないけど
『俺とじゃいやか?』そう言ったとき


五十嵐くんの表情は悲しそうだった
気がしたから。



「お客様♪」

「は、はいっ」


あたし達の席に笑顔の
店員さんが来た。



「こちらはカップル席となっておりま
して、クリスマス特別カップルメニュー
がございます♪」

「はぁ・・・・・・」

「・・・・・・」



なるほど、
このお店に入ったときからなーんか
場違いだと思った。