そんな切なそうな顔して、 人の苦しみも一緒に味わえるなんて すごいことじゃん。 慧は、 いつもなの? いつも辛い道でも一度は挑んでみて るの? そんなん、 あたしだって風邪なんて引いてらんな いし。 「大丈夫、あたし馬鹿だから」 「は?まじかよ」 あたしが 笑顔で言うと慧も安心したような 笑顔を見せてくれた。 二学期最後の日はちょっと 寂しいけど ほとんどを保健室で過ごしたんだ。 「んーっ!よくねたぁ!!」 「ほんとだよね、しかも元気だし」