「だめだよな、俺。良いとこなんて ねぇーわ」 「クスッ」 良いとこなんてない? どこが? 今だってあたしに手当てしてくれて るじゃんか。 大丈夫、 ちゃんと優しいとか・・・ あたしが言える立場じゃないけど・・ いっぱいあると思う。 メリットは・・ 誰にでもあるんだよ。 あたしには・・あるかな? 「なんで笑うんだよ・・」 「だって、五十嵐くん・・自分が優しい ところだって気づいてないから」 「俺が、優しい?」 「うん、だって・・加減とか考えよう としてくれたでしょ」