カタン、と席を立つ。 「夢羽は?どこにいるの?」 「案内したるわ、ついてき。」 夢羽を迎えに行くため、公室をアトにする。 真っ赤になりながらも俺に顔を埋めてくるお姫様。 それはそれで可愛いんだけど。 ね? 当分は理性をしっかりもたないと生きていけない。と肩を落とすが、 真っ白なうなじに真っ赤な一輪の花が咲いたことで満足だよ。 †fin†