王を良く思わないものを 殺せと。 不気味な笑みを浮かべそう、命令するのだ。 「なぜですか?」 そう、言うと必ず 「お前は我が王妃を殺した、あれは強い女だ。その才能を買っているんだ。」 だから、行って来い、 王妃様を殺したことを出し、あたしを闇に染める。 一点の光もない 闇へと。 そして、あたしの闇をもっと深くしたのは王の一言。 「我が娘が見つかった。あれに似ていたから発見できたらしい。 お前、娘のとこへ行って状況を報告せよ。」