「不安・・・・。」 不安だよ。 嵐の前の静けさ? ホントに障害もなく行けるとは思えなくて・・・・。 「・・・・夢羽。」 空があたしの頭を引きよせてもたれさせる。 「・・・大丈夫。夢羽は俺が守るから、何があっても」 その言葉・・・何回も聞いたよ。 むしろ聞き飽きたくらい。 あたしは空から離れる 「あたしはそんなに弱くないよ。 魔力も、使えるようになってきたし・・・・」 安心させるように笑う。 上手く笑えてるかな・・・?