俺が名前を呼んだだけで、赤い顔をする君。 そんな君の、熱を帯びた頬にそっと手を伸ばします。 「お弁当、付いてる。」 「!!」 こうして、来年も。 そのまた来年も。 その次の来年も。 十年後。 二十年後。 いつまでも、君が変わらず俺の前で幸せそうに食べているのを眺めていられますように。 君の隣に、いられますように…――――。 「ハルのばかっ!ジュース買ってきて!」 「はいはい。オレンジジュースでしょ。」 「二分以内!はいハル、ゴー!」 いつまでも、わがままだけど可愛い君と。 fin.