ユメみる夢みる僕のキセキ

「俺は……優美と一緒に居たい」

「どうして?」

「……安心するんだ。アイツと居れば、俺はもう……一人じゃない」

「最低!!」

 頬を叩く音が公園に響いた。
 右の頬が痛くて暑い……

「結局、アンタは優美の心を利用してるだけじゃない」

「ち、違う」

「じゃあ……好きなの?」

「……解からない。でも、俺は優美を失いたく…っ…」

 また、右の頬を叩かれた。
 痛いのは俺なのに……

「この……ばかっ……っ…」

 どうして、文歌が泣いているのだろう?
 文歌は涙を流しながら俺を睨むと、そのまま背を向けた。