ユメみる夢みる僕のキセキ

「俺の所為って……なんだよ」

 俺は訳が解からない。文歌は俺に何が言いたいんだ?

「最近、アンタ、ずっと優美と一緒に居るわよね……」

「それが、なんだよ?」

「なんで?」

「なんでって……」

 俺が優美の側に居る理由……

「幼なじみだから? 覚えても居ないのに?」

 俺は優美と居たいからいた。
 だって、一緒に居てくれるって、優美が言ったんだ。

「優美にとって、アンタは幼なじみで、それに……好きな相手だから、一緒に居るのよ。優美がアンタの事を好いているくらい、解かってるでしょ?」

 解かっている。優美は俺の事が好きだ。
 別にそれを隠そうともしていない事も知っている。

「優美はアンタが好きだから、アンタに尽くしてる。前にアンタが家を出た時も、最期までアンタを探しまわって、心配した。そんな優美の好意をアンタは受けてばかり、アンタは何を返したの?」

「お、俺は……」

「返せる訳、無いわよね。だってアンタ……」

 止めろ、それ以上言うな!!
 これ以上は聞きたくない。