ユメみる夢みる僕のキセキ

「お前……優実…」

 声の方……泉の光に包まれて微笑む……
 優実の姿があった。
 俺はゆっくりと優実の側に駆け寄って一緒に並んで座った。

「どうして、此処に……眠れなかったのか?」

「……うん。そんなとこかな」

「そっか、俺もだ。……すごいな、此処」

 でも、眠れなくて良かったのかもしれない。
 こんな美しい景色が見れるのなら、別に寝なくて良い。

「昔も、……一緒に見たよね」

「え……?」

「……やっぱり…覚えて無いんだね」

「優実?」

「ううん、ごめんね勘違いだよ……」

 まただ、また優実はあの初めて会った時の顔をする。