ユメみる夢みる僕のキセキ

「ちょっと、待て! 俺はプロポーズなんて、知らないぞ!!」

「……覚悟きめないよヘタレ」

「いや、おい……」

「アナタぁ~~、新婚旅行は何処に行くの~?」

「気色悪い、声出すな!!」

 その後、暫くの間、訳のわからないノリが続き、俺は大いに疲れた。
 ただ、冗談と捉えていたのは俺と文歌と母さんだけで……
 優実だけは本気だった事が、晩御飯終了時に発覚したのだった。
 無論、寝る寸前まで、優実のご機嫌が斜めだったのは言うまでも無い。