「だって、勉強しなきゃ……」
勉強をする俺を否定するのなら、その正しさを証明してやろう。
そう思い、俺は勉強する意味を述べようとしたが、……言えなかった。
言葉が出ず、黙り込んだ俺を……あの悲しそうな顔をする優実が見てくる。
「ふふ、勉強なんて、テスト前にやればいいのよ。雫にとって、勉強なんて、そんな意味しかないんじゃないかしら?」
困っている俺に今度は母さんが聞いてきた。
「でも、それじゃあ……」
俺はなんで、否定した? 母さんの問いに咄嗟に答えてしまい、また言葉を無くしてしまった。
「雫は、優等生になりたいの? でも、それで認めてくれるのは、雫の大事な人?」
解からない……。なんで、俺は勉強してるんだ?
それは聞かれるたびに、俺自身が困惑する質問だ。
「大丈夫だよ!!」
そんな困惑を消し去ってくれたのは、優実が俺を呼んだ声と、握ってくれた手だ。
勉強をする俺を否定するのなら、その正しさを証明してやろう。
そう思い、俺は勉強する意味を述べようとしたが、……言えなかった。
言葉が出ず、黙り込んだ俺を……あの悲しそうな顔をする優実が見てくる。
「ふふ、勉強なんて、テスト前にやればいいのよ。雫にとって、勉強なんて、そんな意味しかないんじゃないかしら?」
困っている俺に今度は母さんが聞いてきた。
「でも、それじゃあ……」
俺はなんで、否定した? 母さんの問いに咄嗟に答えてしまい、また言葉を無くしてしまった。
「雫は、優等生になりたいの? でも、それで認めてくれるのは、雫の大事な人?」
解からない……。なんで、俺は勉強してるんだ?
それは聞かれるたびに、俺自身が困惑する質問だ。
「大丈夫だよ!!」
そんな困惑を消し去ってくれたのは、優実が俺を呼んだ声と、握ってくれた手だ。

