この気持ちはちゃんと伝える。

それまで、我慢する。


「さーてと、いつ告るかな。」


階段を下りると尚人兄ちゃんが晩飯を作ってた。

「お、ゆぅ。
りぃらの調子、どだった?」


「また寝たから大丈夫。」


てか…。


「何でわかんだよ。」


「これでもお前らの兄ちゃんだからね♪」


♪はうざいぞ。


そーいや、兄貴って家事しながらどーやって勉強してんだ?


大学でも頭良くてインテリ系のイケメンだとか言われて、

女に追いかけまくられてるみたいだけど。


謎だ…。


「ゆぅ、お風呂入って来たら?
青は部活で遅くなるみたいだから。」



「おう。」


部屋に服を取りに行くと琉茅の鞄があった。


また女といんのか?


俺には関係ねーけど。