「〜っ!だから言うの嫌だったんじゃねーかっ!」 「ヒロちゃん、私も思ったよっ? ヒロちゃんが同い年だったらどんなのかなーとか、思ってたよ?それに…」 「加奈、ちょっと黙って。」 「ヒロちゃん…─っ」 静かに塞がれる唇。 子供みたいなこと言ってたヒロちゃんから伝わる熱い熱には抹茶の味をも含み、少しほろ苦い大人な味。 はじめて味わった味。 本当の初恋。 きっとこれからヒロちゃんが離れても、このキスの味は忘れない。 ずっとずっと。 忘れられない恋の、 「加奈、好き─…」 始まり。