「柚夏!!」 病室へ 戻ると、 優樹にぃ、剣斗にぃ、 遼にぃ と 勢揃いしていた。 そして 「よかった…」 泣きそうな声で 私の 頭を撫でる 剣斗にぃ。 『ごめんなさい。 病室、抜け出して。』 「いいから。 はやく、着替えろ。 風邪ひくだろ!」 優樹にぃ に 怒られる。 『うん。』 遼にぃ の 指示で、看護師さんが 私を シャワー室に 連れていってくれた。