研究員は対生命体用ロケットを放とうとしていた。 「前代未聞だ!民間の研究員のこの私が世界を救うだなんてな!」 対生命体用ロケットには暗証認識装置が施されている。 研究員は手をかざした。 すると、パネルが青白く光り始めた。 『本人確認しました。パワーオン。』 という音声が流れ始めると、エンジン音が鳴った。 「ようやくか。」 研究員は一歩下がった。