君と虹と伝えられなかった想い




翔が 七瀬の手をとって家の中に入っていった




陸翔の母親が 寝ているのを確認して 陸翔が使っていた部屋に入った





ゴソゴソと部屋をあさりだす





「先輩 何し…」





「しーっ」





翔の手のひらで口を押さえる七瀬






「あった…」