「待てって!」 手を捕まれた。 「…」 「おい?真紗希?」 弘毅のほうを向かずに あたしはいった。 「あの子と仲良くしなね~ 可愛いじゃんか~ あっ!弘毅さ~女より野球のとこ 直さなきゃ振られちゃうからね~」 弘毅に喋る暇を与えないように ベラベラベラと話した。 「おい?お「ちょっとこれ以上 あたしの真紗希傷つけんのやめてよ?真紗希、行くよ!」」 弘毅に言葉を遮るように 追っかけてきた玲緒がいった。 玲緒に手をひかれて あたしわ顔を見せずに歩いた。