シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】

ステンドグラスから射し込む夕陽を一身に集めるシスター古暮はとても綺麗で、私は思わず見とれる。



「迷いなさい、恋する乙女。
貴方はキリストの子供です。
幸せを手にする権利があるのですよ、琉架さん」



私は立ち上がり、また深々と、シスター古暮に改めて頭を下げた。

―――パタンと閉まる観音扉。

私は祈った。



「シスター古暮の人生に光を…」



私も、やれる所まで、恋を貫きます。

貴方の、シスター古暮の、教えを守れるように―――……。