シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】

「シスター古暮ーコグレー?」



私の後ろに居たのは、シスター高部の先輩で、今は違うチャペルで委員長として勤めてるシスター古暮だった。

前まではよく会ってたけど、最近はご無沙汰だった。

黒いシスターの象徴となる服がよく似合うお方。



「久しぶりね、琉架ちゃん」



「はい」



私はシスター古暮に頭を下げた。

シスター古暮は私に微笑むと、祭壇に上がり、十字架を見上げた。



「私はキリストの教えを守り、キリストの妻となりました。
しかし貴方は、恋をして、貴方なりの幸せを叶えようとしてる」



十字架に頭を下げ、私へと振り返って来た。