シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】

「わかった;;」とビビる結崎先生を何度か振り返りながら席に戻る。



「授業を……始めます;;」



結崎先生はクリスチャン。

私にビクビクとしながら教科書を開いた。

あんな簡単に、冗談の脅しが通じたのは、結崎先生が初めて。

…不思議な事もあるもんだ;;

私は首を傾げながらも、黒板の数式をノートに写す。



「く……やっぱ佐和田!;;」



…どこまでビビるんですか;;

私は“さっきのは嘘ですよ”という意味を込めて笑顔を見せた。

でも、結崎先生は顔を蒼くしながら、胸元で十字を切っていた。