シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】




―――――ソウタ君へ―――――


 ソウタ君、初めて私と話した日を覚えてるかしら。

 「ルカの笑顔、可愛いでしょ?」と言った私に、貴方は「はい」と、キッパリと答えたわね。

 私は直感したわ。
 貴方たち、お互いに一目惚れしたのよね。

 正直に嬉しかった。
 だから私は、ソウタ君にルカを託したの。
 シュウタ君も、ルカに惚れてたみたいだけど。

 今の私に、2人の未来はわからない。

 でも、貴方たちが私の描いた未来を歩んでたら、幸せにしてあげて下さい。
 ルカの手、離さないでいて欲しいの。

 ソウタ君にはルカ―…
 ルカにはソウタ君―…
 互いが互いを必要とし、必要とされる人生を送ってね。

 もしも互いに別の道を選んだ時は、笑い合って会える仲の2人で居てね。


―――――――――――――――