いや、ここはお母さんの助けを求めないで自分で頑張ってみよう。 「埼波くん!いい加減にしないと怒ります。」 「へーこの状況で?どうやって怒るの。楽しみだね~」 嫌な笑みを向けて私を見下ろす。 うっ、 た、確かに…。 な、なにかを考えないと…。 学校に遅刻、いや、それ以前に襲われる。