「ふざけるなふざけるなふざけるな!!」 急に埼波くんが大きな声を出したので、ゆーくんと私は肩を跳ね上がらせた。 「なんだよ。埼波」 「ふざけるな!!愛華は俺のだ!!誰にも触らせない!!俺しか考えられないようにしてやる!!」 「…埼波くん…?」 「愛華…聞いて」 そう言い私の両肩を掴む。 「明日からは2人ずっと一緒にいよう。明日の朝向かえに行く。今日はあのキモイ奴と帰ってもいいから」