「おい、そろそろ離してやんなよ」


途端に助け人が来てくれた。



「なんだよ」


「愛華が苦しがってる」


「気安く愛華って呼ぶな!!」


「いいじゃん。愛華とオレ幼なじみだし」



鼻でフンッと笑う私の幼なじみは、安達 柚軽。