「あーあー。せっかくの可愛い顔が台無しだよ」


「おいはん…なひ言ってりゅかわかんらーい」


もう意識は半分夢の中で
おじさんに促されてやっと家に帰った


その途中でも
何度か電柱にも当たったし、転んだりもした


フラフラになりながら着いた家
玄関の前に座る人が目に入った


「あ、すーちゃんおかえり」

そう言って上を向いた顔は恐ろしく綺麗だった



「超待ってたんだけど」


あぁ、眠い
悔しい。 コレじゃあ自棄酒の意味がない


誰でもいい。なぐさめて