それから私は倉庫に戻った。


「おい、学校はどうした」


そっちこそ学校は?
という疑問は心の中に閉まっておこう。

「あれ〜夏希ちゃん、サボっちゃ駄目だよ」

学校行ってないお前に言われたくない…

『風邪っぽいから早退した。』


「電話ぐらいよこせ」


『別にそれくらい歩いて帰れる。』