止まった涙が溢れだしてきて 久々に声をあげて泣いた。 「 ったく・・最近泣かなかったしなぁ? 」 苦笑いであたしの頭を撫でながら ”あ、”と龍弥が声をもらして、 「 昨日、啼いたな 」 ・・・・・・・左手は、腰に 右手は服の裾に。 「 ちょっと 」 聖弥の隣で脱がそうと 試みるバカさん。 空気読みなさいよ。