あたしは 目を開く。 彼は居なくて さっきと変わらない 彼のお墓。 「ヒドいな…。そんなこと言われたら、泣くしかないじゃない。」 あたしは 静かに泣く。 傷を、癒やそう。 でも、 想いは流さない。 思い出は 忘れない。 ねぇ、 お願い。 約束は叶わなかったけど 誓いの言葉を 声にのせて 「ねぇ、愛してる。誰よりも、世界で一番。」