「サクちゃん、すごくかっこよかった!!」

夕飯を終え2人で
お皿を洗っているとき
彼女は興奮しながら言った

「ホントに?あんなダサい格好、かっこよくないよ」

彼は少し照れて否定した

「なにゆってんの!!あたしにはどんなサクちゃんもかっこいいの!!」

彼女の発言に彼の手は止まる

「それにわかる子には絶対わかるよ!サクちゃんオーラもかっこいいし。白衣姿なんて、女子高生だいすきだもん!!心配だよ」

彼は手についた泡を落として
彼女を後ろから抱きしめた